【Vol.23】N904i体験レポート<前編>
2007年5月
みなさん、こんにちは。このコーナーを担当するマハロです。ドコモが2007年4月23日に FOMA 904iシリーズ等の発表会を開催してから約1ヶ月ほど経過しました。全5機種の FOMA 904iシリーズの中には第3.5世代携帯電話に対応する HSDPA HIGH-SPEEDの FOMA N904iも含まれていました。
N903iの後継機種、FOMA N904iの登場です。今回の N904iは、ズバリ HIGH-SPEED と3インチ ワイドVGA高精細液晶、音の専門ブランド YAMAHA サウンドを搭載した、速く、美しい、ミュージックケータイとなって登場しました。さらに、本体デザインはドコモで初めての海外デザイナーとのコラボレーションとなりました。デザイナーとして起用されたのはイタリアデザイン界の重鎮といわれるステファノ・ジョバンノーニさんです。
さて、みなさんは、いかがお過ごしですか?この連載コーナーも歴史を積み重ね、今回でなんと23回目を迎える「Nの体験レポート」です。
メインの液晶サイズがすごい事になっています。480x854ドットもあります。しかも、3インチのでかさ。この大きさと高精細液晶をどうやって表現したら、皆さんにわかってもらえるでしょうか?
実際にこのケータイを手に持って開いてみたらディスプレイの大きさに、きっとビックリすることでしょう。480x854ドットはワイドVGAと呼ばれるサイズです。
普通のQVGAが240x320ドット、VGAが480x640ドット、VGA+が480x690ドット、そして今回のワイドVGAはその上を行く480x854ドットとなります。このドットサイズで3インチの大きさですから、かなりの高精細になっていることがわかります。肉眼で見分けられる限界画質を超えるほどまでに高精細になったディスプレイは一目瞭然の鮮明度に仕上がっています。
さらにこのサイズ、ちょうど縦横比が16:9になっていて、ヨコにして表示すると、ワイドテレビジョンやシネマスクリーン並みのワイドビジョンになりますねぇ(^O^)/
パケ・ホーダイフルを契約してヨコモードにして、このケータイのフルブラザーをニューロポインタでブイブイ操作したら、どんな新感覚ワールドに突入するのでしょうかぁ?しかも、HSDPA対応のHIGH-SPEEDモデルです。ピクセル社が開発したという新型フルブラウザのビューアータイプに切り替えたら、もう悩殺状態?この世界から戻れなくなってしまうのでしょうか?想像すると、ちょっと怖くなってきます。ケータイマニアにとって、これは絶対外せないリファレンスモデルになりそうです。
こちらは、N904i の Orange Cut。2つのボックスを中央のヒンジでつなげた様なシンプルなデザインです。側面の丸いオレンジと直線のオレンジラインが印象的です。
N904i のiアプリは、もちろんメガアプリ対応です。プリインストールの「ゼンリン地図+ナビN」はメガアプリ対応でありながら、ワイドVGAサイズのメリットが出せるように画像表示領域が 480x704ドットに拡大しています。従来のN903iでは480x480ドットの正方形のアプリ画面でした。FOMA N904iはGPSも内蔵しているので、GPS機能を活用した地図サービスや道案内のナビゲーションは表示情報量の拡大により裏道までも鮮明に表示できるようになっています。
ケータイマニアにとっては嬉しい、サクサク動作や先進のマルチタスク、ニューロポインターなど先代の N903iの優れたDNAはしっかり継承しています。もちろん歴代Nシリーズから綿々と受け継いで来たデスクトップアイコンや直デン、モバイルシャインビューEX液晶、おサイフケータイ、顔認証機能、Mogic Engine、フルブラウザ、SDオーディオ、ピクトマジックも健在です!
では、忙しくてショップに行けない読者に代わって、マハロが一足お先に FOMA N904iのインプレッションをレポートします。長い前置きはこれくらいにして、早速、FOMA N904iの注目ポイントをレポートしましょう。
選べる4色の新しいカラーバリエーション
カラーバリエーションは合計で4色、左から
・Pink Soda
・Orange Cut
・Day and Night
・Urban Blue
です。
今回、FOMA N904iのデザインはミラノを拠点に活躍する世界的なプロダクトデザイナーであるステファノ・ジョバンノーニ氏によるものです。ステファノ・ジョバンノーニ氏とNEC、ドコモの3者によるコラボレーションから生まれたケータイ端末となっています。
Pink Soda
マットでフラットなメタリック系ピンクです。とても華やかです。カンパリソーダからのネーミングでしょうか?マットですがメタリックな輝きがあるので、気分は軽く、陽気で明るいです。これをイタリア気分というのでしょうか…。
開くと内側はホワイトになっていて、白の大理石のような風合いですねぇ。サイドから見るとピンクとホワイトのツートンカラーがデザインを引き立てています。
女性向けのデザインと思われますが、男性でもヨーロピアン気分で買ってしまいそう。筆者は男性ですが、これが欲しいです(^^;)``汗。
Orange Cut
マットでフラットなブラックです。仕上げはメタリック系ではありません。開くと、鮮やかなオレンジ色です。ジャイアンツファンなら、このブラックとオレンジの組み合わせがたまらないでしょう。 とても硬質なイメージのブラックに明るいオレンジの組み合わせは、ヨーロッパ系のスポーツカーやサイバーなイメージを演出しています。 ブラックとオレンジの刺激的な配色は屈強な男性に好まれるデザインでしょうか?
Day and Night
マットでフラットなホワイトです。仕上げにメタリック感はありません。開くとブラックが全面に登場してきます。ブラックの表面もマットな仕上げです。 ホワイトとブラックの対照的なコンビネーションです。 外側は白ですが、中身は黒。操作部分はほとんど黒ですので、黒が好きな人にはオススメ。昼と夜のコントラストを楽しむようなデザインになっています。 男性にも女性にもマッチするデザインだと思います。
Urban Blue
そして、4色目はマットでフラットなネイビーカラーです。N503iのインディゴによく似た色です。少しメタリックな感じもあります。開くと中は明るいシルバーです。シルバーの表面もマットな仕上げです。
紺色とライトシルバーのコンビネーションとなっていて、都会的なコントラストを演出しています。
この色は男性にも女性にもマッチするデザインだと思います。
4色とも、マットでフラットなところは共通しているので、シールを貼ったりする時は作業が楽かもしれません。 それぞれのモデルは独特のカラーコンビネーションと淡い光沢を放って自己主張しています。さて、あなたなら、どのカラーを選びますか?
さて、筆者が今回、手にできた FOMA N904iの実機は何と太っ腹、全4色の合計4台です! 今回は筆者の直感で選んだ Pink Soda を特にピックアップして色々な角度から激写した体験レポートを皆様にお届けします。
開いたときの FOMA N904i Pink Soda 側面です。先代のFOMA N903i のようなアークラインはなくなりました。ヒンジの部分がデザイン的なアクセントになっているようです。
ストラップ穴はこの位置にある。この位置とこの大きさの穴なら、ストラップの紐も通しやすいので助かります。
これは閉じたときに側面から見た、FOMA N904iの Pink Sodaです。ピンクと白の組み合わせがスマートです。
サイドにある二つのボタンは従来の▼▲ボタンです。音量や画面のスクロールをコントロールするボタンとして使います。閉じている状態で「check」ボタンを押すと、「17時53分です」と現在時刻を音声で知らせてくれます。歴代Nシリーズの各種機能が健在です。
N903iと比較してみました
左が N904iの Pink Soda、右が先代の N903iのサーフブルー。同じくらいの大きさですが、N903iのボディは曲面になっているので、N904iの方がスリムに感じます。
下が N904iの Pink Soda、上が先代の N903iのサーフブルー。長さはほぼ同じですが、薄くなっているのがわかります。
手前が N904iの Pink Soda、奥が先代の N903iのサーフブルー
先代の FOMA N903iのサーフブルーと今回のFOMA N904i Pink Sodaを並べて比較してみました。どちらも縦や横は同じようなサイズです。N903iは約105x49x24mmでしたが、N904iは約104x49x19mmです。なんと厚さが約3mmも薄くなっています。この薄さで、HSDPA対応、ワイドVGA、GPS、おサイフケータイ搭載はすごいですねぇ。ついでに質量も比較しておくと、今回のFOMA N904i は約113グラム。FOMA N903iは約112グラムでした。質量はあまり変わりませんが、フラットなデザインが影響しているのか、感覚的にはFOMA N904i の方が軽くなったような気がします。
おサイフケータイのマーク
おサイフケータイのマークが背面ディスプレイの下に小さく目立たないサイズと色で印字されています。ここは、おサイフケータイのICチップ(iモードFeliCa)が内蔵されている面になっています。ちょっと見にくいですが、お馴染みのおサイフケータイのロゴが確認できます。
背面ディスプレイは今回有機ELになっていて、コントラストがくっきりしています。時刻表示の数字が大きく太いので、わかりやすいです。
ステレオスピーカの位置
ステレオスピーカーは左右に設置されていて3D対応となっています。右側面の上部には右のスピーカが装備されています。角が軽く面取りしてあるので、見た目はボックスのように感じます。局面部に光があたると淡く反射するので立体的が感じられます。
それからアシストキーは、今回、ディスプレイ部分の左側面にあります。ちょうど、背面ディスプレイの左側面です。もちろん、このアシストキーを長押しするとミュージックプレーヤーが閉じたままで起動したりします。
側面のPマークは、従来からあったプッシュトークボタン。プッシュトークボタンは右手でケータイ端末を持つ時はちょうど、人差し指で押せる位置にあります。そして左手でケータイ端末を持つ時は、ちょうど親指で押せる位置にあります。
ヒンジ部分からの眺望
FOMA N904i の後ろ姿です。フラットなデザインになっているので本体全体が、小箱のように感じます。ヒンジの円筒形の部分が小箱の側面にくっついたような造形になっています。
ボタン操作部をクローズアップ!
コントロールキーはメタリック系の明るいシルバー。その周囲のボタンは白。中央のニューロポインターはメタリックなシルバー。ニューロポインターの周囲はメタリックピンクです。
ホワイト系の数字キーの配列は、縦横に整然と直線的に整列しています。内面の白いパネルは白い大理石のような光沢が感じられます。
GPSを呼び出すキーが1キーに割り当てられています。1キーに印字されているパラボラのマークはGPS衛星を受信するパラボラアンテナを意味しているようです。1キーを長押しすることで、あらかじめ設定してあるGPS機能がワンタッチで起動します。
テンキーのバックライト
Pink Soda の夜間のバックライトは、なんとホワイトのLEDですよ! Pink Soda のバックライトが4色ボディの中で一番明るいです。筆者が Pink Soda を選んだのも、このバックライトが白で、かつ一番明るかったことが大きい要因かも…。従来、Nシリーズはオレンジのバックライトが多かっただけに、今回、白のバックライトが登場したことは大歓迎です。ちなみに、Orange Cut のバックライトは内側カラーのオレンジに合わせてオレンジでした。それから、 Urban Blueと Day and Nightは、Pink Soda と同様に白のバックライトですが、ボタンの色が黒もしくはグレーですので、Pink Soda ほど明るくはなかったです。
2007年5月
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それではさっそく電源ON
電源ボタンを長押しすることで起動。UN ATTIMO うん、あちぃもイタリア語の挨拶のようです。さすが、イタリア人がデザインしたケータイです。内蔵のウェイクアップ画像や待受け画面はFOMA N904i用の新しいもの。ワイドVGAの待受画面は緻密なグラデーションをキレイに表現しています。ちなみに、電源を切るときもイタリア語の挨拶が表示されますねぇ。ARRIVEDERCHI ありべでるちおそらく、さよならの意味だと思います。
ワイドVGAのフルスクリーンが待受画面に対応しています。電池マークやアンテナマーク、microSDメモリカードのマークが待受画面の上に表示されています。そのため待受画面が端から端まで全画面表示になっているのが確認できます。
iチャネルの情報がスクロールする下部のラインは黒い背景にピンクの文字で表示されます。この文字の色は5色の中から好きな色に設定できるようになっています。
(C)Disney
今回のN904iには「きせかえツール」機能が搭載されています。
きせかえツールとは待受画像やメニューなどのコンテンツをiモード端末上で待受画面やメニュー画面として一括設定することができる機能です。きせかえツールはiモードサイトからダウンロードしたり、お気に入りのキャラクターのきせかえツールを使って一括設定できるようになっています。
FOMA N904iにはプリインストールのきせかえツールとして下記のものが既に内蔵されています:
・お気に入り
・Orange Cut
・Day and Night
・Urban Blue
・Bunny Character
・Disney
・Sushi
Sushi と言うきせかえツールは面白いですよ。寿司のネタと魚介類のアイコンで登場する風変わりな「きせかえツール」です。これも今回、N904i をデザインしたデザイナーのステファノ・ジョバンノーニ氏の意向が強く反映しているようです。彼は日本の寿司が好きなんだそうです。ケータイの起動画面も寿司にちなんで、シャリ(米粒)が登場しますよ(*^^)v
自分の好みの「きせかえツール」をiモードサイトからダウンロードすることも可能。その場合は、お気に入りを選んで設定することになります。
またFlashで作成されたメニュー画面やバッテリー残量ピクト、電波強度ピクトなど、きせかえツールを利用することによって、従来カスタマイズができなかった細かい箇所へのコンテンツの設定が可能になっています。
左の画面は電池アイコンの種類を選択する画面、右の画面はアンテナアイコンを選択している画面です。
個別に、アンテナアイコンや電池アイコンも変更することができます。
(C)Disney
これはディズニーモードのアンテナアイコンです。カワイイ~~。
(C)Disney
これはディズニーモードの電池アイコンです。
そんな訳で、この「きせかえツール」を使ってディズニーモードに設定すると、こんな待受画面に変更できたりします。この待受画面もワイドVGAになっているので、各種イラストや画像がキレイなグラデーションになっていて、とても美しいです。皆さんも是非、最寄のショップで本物の画面を鑑賞してみてください。
おなじみ、Disneyモードへ一括変換する時は、ここの「きせかえツール」でDisneyを選択すればOK。
ニューロポインターも個別に設定できるので、Disneyモードに設定するとコントロールする画面のポインターもミッキーの手
になっていますよ(^^;)``汗
ポインターがミッキーの手
はイヤだ!、と言う人は、設定を変更することにより、通常のポインターに戻すこともできます。
メイン画面はワイドVGAです!
「QVGA+」ではありません!「VGA+」でもありません。ワイドVGAです!
480x854ドットの液晶を搭載しています。
左記の画像は実際の待受画面の画像を縮小したもので、実際のサイズは480x854ドットです。左記の画像をクリックすると実際の大きさが表示されます。
びっくりするほど、巨大でしょう!
480x854ドットの画像をあなたのパソコンで表示するとこのサイズになります。この画像をN904iで表示すると対角線で3インチのディスプレイに表示されるわけです。そのため、画像の質が高精細になります。
左記は別の待受画面で、こちらもクリックすると実際の大きさを表示します。ライトブルーのグラデーションがキレイですねぇ。あなたのパソコンで下記の待受画面が巨大に見えたとしたら、それはパソコンの表示密度がN904iより荒いことを意味します。筆者のパソコンも下記の待受画面は巨大です(^^;)``汗
左のソフトキー「切替」を押すと、従来とはさらに進んだ、いく通りものテーマ、すなわちメニュー画面の種類を選択することが、できるようになっています。FOMA N904iにはプリインストールのテーマとして下記のものが既に内蔵されています:
・Orange Icon
・Green Icon
・Bunny Character
・Flower
・Sushi
・Basic Icon
・Vegitables
・Disney
・Light Menu
・オリジナルテーマ
自分の好みのテーマをiモードサイトからダウンロードすることも可能となっていて、その場合は、オリジナルテーマを選んで設定することになります。
デスクトップのアイコンはNシリーズの大きな特徴
デスクトップの日付表示はただの日付表示ではありません。パソコンのように、日付がアイコン化されていてオブジェクトのように利用できます。このように、日付をデスクトップアイコンのように選択し実行することが可能です!例えば、日付表示を選択するとスケジュールを起動することができたり、時刻表示から、アラームを起動したりすることができます。マナーモードやバイブのアイコンからもマナーモードの設定状況の確認や変更も可能になっています。
また、5キーの長押で、バックライトのオン・オフができて、オフ中はデスクトップにバックライトのアイコンが現れる。このアイコンを選択すると現在の設定が確認できて、さらに照明設定メニューにアクセスできるようになる。いったん、選択状態にしておけば、十字キーで選択することもできます。もちろん、パソコンのマウスのように、ニューロポインターを使って選択することも可能。これはNシリーズ歴代の機能になっているので、おなじみのユーザも多いと思います。
N903iと同様に進化したマルチタスクは健在
N903iと同様に、タスクアイコンの表示と数でタスクの状況が確認できます。これはパソコン並みのタスク表示です。iモードとiアプリが同時に起動でき、タスクボタンでワンタッチ切り替えが可能です。タスクの切替が簡単スピーディで、これはすごいウレシイ機能。起動中のタスクアイコンを選択してクリックするだけで、ダイレクトに画面の切替が実行できます。
前編はここまでです。後編はこちら→
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